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新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は、当事務所に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当事務所は、昨年4月に、国内外のM&Aや独禁法、訴訟紛争対応の経験豊富な弁護士5名とスタッフ2名の少数精鋭体制でスタートしました。その後、業容拡大のためスタッフ2名を追加し、昨年12月には新進気鋭の越田雄樹弁護士が入所し、昨年末の時点で、弁護士6名とスタッフ4名の体制となりました。

昨年は、当事務所のミッションのとおり、クロスボーダーの法律問題に直面するクライアントの皆様との協働を通じて、能動的に真のニーズを探り、大局的な洞察とビジネス視点を踏まえた解決策を提供すべく取り組んできました。その結果、多くのクライアントの皆様からのご信頼を得て、国内での大手自動車メーカー同士の資本業務提携大手メーカーによるアメリカでの大型買収案件アジアの複数か国にまたがる買収案件のほか、アメリカ、カナダ、イギリス、デンマーク、スイス、イスラエル、インド、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピン、韓国、台湾など欧米、アジアの多くの国・地域での買収、売却、JV案件、事業進出、競争法ファイリング、グローバル・コンプライアンス態勢の整備、紛争解決等で日本企業をサポートする機会に恵まれました。

また昨年9月には、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、AIG損害保険株式会社との共催でクロスボーダーM&Aセミナーを開催し、クライアントの皆様への情報発信にも積極的に取り組んで参りました。

新年も、引続き日本企業の戦略課題である海外M&Aや投資、JV案件とともに、増加傾向にある事業売却、事業統合に加えて、国際的な独禁法、グローバル・コンプライアンス態勢の整備、紛争解決やその予防に取り組んで参ります。

今後、当事務所は、日本発の真のグローバルファームとしてのニーズに応えるため、積極的に陣容を拡大していく予定です。グローバル対応力を上げるため、日本人弁護士と外国人弁護士が真のOne Teamとして協働し、様々な法域に関するリーガルサポートを提供できる体制を構築して参ります。また、今年2月には、最良の相乗効果創出を見据えた事業構築と戦略的M&A組織をテーマに、M&Aの経験豊富で著名な企業経営者をお招きして、グローバル市場に挑む日本企業のためのM&Aセミナーを開催する予定です。(詳細はこちら

当事務所は、引き続き、今後も益々進むと考えられる経済のグローバル化に対応し、AI等を含む技術の進歩が切り開くデジタル社会、SDGsといった新しい時代の価値観を的確に捉え、旧来型の日本法偏重、受動的なスタイルを排し、クライアントの皆様が直面する課題に対して、深い洞察と解決策をご提供できるよう全力で取り組んでいきます。

末尾ではありますが、皆様の本年の益々のご発展とご多幸を祈念して、年頭のご挨拶とさせていただきます。