シンガポールオフィス開設のお知らせ
東京国際法律事務所(Tokyo International Law Office (“TKI”))は、シンガポールにおいて外国法事務所(Foreign Law Practice)としてのTKI (Singapore) LLPを設立し、2025年1月中を目処に、当事務所初の海外オフィスとなるシンガポールオフィスを開設いたします。
開設メンバーとしては、当事務所の共同代表であり、長年クロスボーダー法務(M&A、紛争、不正調査、競争法、プロジェクト、スタートアップ等)に従事してきた山田広毅弁護士のほか、国際的な紛争解決(仲裁、訴訟、調停)について豊富な経験を有するアール・リベラ・ドレラ外国法弁護士、検察官出身で不正調査、訴訟、M&A/投資業務等に従事する中野皓介弁護士が赴任する予定です。
当事務所は、2019年4月の設立以来、「日本発のグローバル・ファーム」を標榜し、東京において、世界の主要法域に関するリーガルサービスを提供できる国際的な弁護士チームを構築してまいりました。その結果、設立から約5年半で、弁護士・外国法弁護士の人数は5名から約40名までに成長し、日本に加え、米国、イングランド及びウェールズ、フランス、インド、中国の法域についてリーガルサービスを提供するほか、フィリピン、オーストラリア、ニュージランドの資格保持者をチームに擁し、国内でも有数の幅広い国際対応力を有しております。
当事務所初の海外オフィスとなるシンガポールオフィスの開設は、この「日本発のグローバル・ファーム」としての歩みを、大きく進めるものとなります。国際的企業のアジア地域統括拠点の多くが所在し、インド太平洋地域の紛争解決及び投資のハブとなっているシンガポールにオフィスを構えることで、当事務所の主力業務であるコーポレート・M&A業務、国際紛争解決業務をさらに発展させていくとともに、国際的企業のアジア統括拠点が管轄する日本へのインバウンド法務のニーズにも応えてまいります。また、東京とシンガポールというアジアの二大国際都市にオフィスを有することで、国際的なトップタレント人材へのアクセスを広げ、両オフィスが一体として機能することで、チームのさらなる国際化を進めてまいります。
シンガポールオフィスの開設により、グローバルな経済活動をされている企業の皆様に対して、ますます充実したリーガルサービスを提供してまいります。